ホーム > 中古iPadの選び方 > 最新バージョンのiOSと古いバージョンのiOS、どちらを選ぶ?
iPadのiOSバージョンを表示させたときの画像

 iOSがバージョンアップを重ねるにつれ、様々な視覚効果が加わって見栄えが良くなったり、グーグルマップなど標準搭載アプリも更新され、使い勝手が良くなったりと、良い面もたくさんあります。

 しかし、iPad2・iPad miniのような旧型iPadをiOS7以降(iOS8/OS9)のiOSにバージョンアップを行うと動作が遅くなったり、動かないアプリがあったりと、少々不具合が起きるようになってきました。

 その原因は「メモリ不足」。

 動作をスムーズにする為に欠かせない「メモリ」ですが、視覚効果が加わったことやバックグラウンドで動作するプログラムが増えたことにより、このメモリを使う量も大幅に増えたのです。

 その為、メモリ容量が512MBしかないiPad2やipad miniでは、メモリが足りなくなってきました。

 ですから、サクサク動くiPadを求めている場合は、古いバージョンのままの中古iPadを購入するのがオススメです。

 しかし古いバージョンのままでいると、セキュリティ面に不安残ります。例えば、iPad内に保存してあるパスワードやID・メール内容や画像などが流出する危険性が伴いますので、「信頼のおけるWEBサイトにしかアクセスしない」「アプリはダウンロードしない」など、セキュリティ面では十分注意する必要があります。

バージョンダウンする方法はないのか?

 アップルが許可証(SHSH)を発行している間であれば、リカバリーモードを使用して、最新のバージョンから一つ前のバージョンへは簡単に戻すことができます。

 ※iOS8→iOS7、iOS7→iOS6のように無限にダウングレードできるわけではない

 しかし、二週間程度経つとその証明書も公開が停止される為、この方法でのダウングレードはできなくなります。

 それ以降は、アップル側で制限している様々な制限を強制的に解除する「脱獄」を使った方法でしかバージョンを下げる方法はありません。

 その手法については、バージョン毎に違いますし、公式の最新バージョンが公開されてから、一定期間経って非公式に公開されるものです。当サイトでは「脱獄」は推奨していないので、その手法は紹介していません。

脱獄したiPadのリスクとは?

 ちなみに私のiPad2は、最新バージョンのiOSにして使ってます。

 視覚効果などを全てオフにして、バックグラウンドで動くアプリを可能な範囲で停止した省エネ運用で使用しています。それでも以前のバージョンに比べて動きが遅くなった感じはありますが、2016年の今も現役です。

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